【基本情報技術者試験対策】実は暗記だけのオイシイ出題範囲!?ストラテジ系を攻略するための心構え2つ+おまけ

2020/11/08

基本情報技術者試験対策

t f B! P L

基本情報技術者試験を勉強中のみなさん、こんにちは!

今回は基本情報技術者試験に関することについての内容ですが、用語解説ではなく、ストラテジ分野を攻略するための心の準備について解説します。

なんでかって?
基本情報技術者試験、ITパスポートを受験した後輩が口を揃えて



「ストラテジ系がほとんどわからないんです・・・」





って言うからです。

こんな感じで、基本情報技術者試験に挑戦中でストラテジ系で正答率を下げてしまっている人が結構います。

これは個別解説してる場合じゃないな、と思ったわけです。

話を聞いてる限りだと、以下の印象を受けています。

✔ 実務から遠い
✔ 解説を読んでもよくわからないような気がする

自分に関係がなさそうなことって頭に入ってこないのはわかります。

私みたいな文系(と呼ぶのすらおこがましい)の人間にしてみれば、「テクノロジ系は1つ覚えたらお得」とか言い出すあなたたちの方が羨ましいわけでして・・・

とまぁ、前置きはこのあたりにしておいて、ストラテジ系を攻略するための心構えを解説していきます。

少しでも苦手意識をちいさくできたら嬉しいです!


とにかく用語を覚えることに時間を使ってもらえれば成果がでる分野ですので、ぜひ得点源にしてもらえたらと思います。

心構え①試験の説明文を読んでストラテジは実務から遠くないと認識する

基本情報技術者試験の受験対象者像
何事も、自分には無関係だと認識してしまうとなかなか学習に力が入らないものです。

資格、基本情報、みたいな表面的な字面から、すぐに仕事で活かせるはず!と思って勉強を始めた人は、実務から離れた分野が出てくると脳みそが動作を停止してしまいます。

逆に、ストラテジ分野が、実務から遠くない存在だという認識を持てればそれだけで70%は習得できたと言っても過言では、過言ですけど、それなりの到達度です。

基本情報技術者の対象者像

基本情報技術者って、いわゆるプログラマー向けなんでしょ、という思い込みがあるかもしれない。

ところで、試験の説明文って読んだことあります?
「ない」という声が聞こえてきた。

ということで説明文を読んでみましょう。まずは、基本情報技術者試験の対象者像から。

高度IT人材となるために必要な基本知識・技術をもち、実践的な活用能力を身に付けた者

なるほどー
・・・
・・・
って、なるかぁあああ!

ここでテンション上げておかないとしんどいですよ、はい、テンション上げてください。

抽象的すぎて、像が見えないですよね。

続けて業務と役割を見ていきましょう。

基本情報技術者試験における、業務と役割

基本戦略立案又はITソリューション・製品・サービスを実現する業務に従事し、上位者の指導の下に、次のいずれれかの役割を果たす。

(1)需要者(企業経営、社会システム)が直面する課題に対して、情報技術を活用した戦略立案に参加する。
(2)システムの設計・開発を行い、又は汎用製品の最適組み合わせ(インテグレーション)によって、信頼性・生産性の高いシステムを構築する。また、その安定的な運用サービスの実現に貢献する。


イラストつけて、ツッコミを入れる気力すら削がれる内容。

ふらりとIT業界の会社に就職・転職してしまった場合、読み取ることすらままならないのではないかという、専門的な文章。

しかし、ここで「戦略立案に参加する」という、ストラテジーに直接関係がありそうなことが書かれていますね。
しかし、それと合わせて「上位者の指導の下に」という枕が敷かれていることに注目ですね。

私は、このあたりをまとめて、
ちゃんと上位者(上司やリーダー)が言うことを理解できるようになっとけよ
というメッセージに受け取っています。

もっと乱暴に言うと、業務上のコミュニケーションが取りたければ、基本情報技術者試験に出題される用語や概念は覚えておいてくださいよってことです。

最後に期待する技術水準を見てみましょう。

基本情報技術者試験における、技術水準

情報技術を活用した戦略立案に関し、担当業務に応じて次の知識・技術が要求される。

 ①対象とする業種・業務に関する基本的な事項を理解し、担当業務に活用できる。
 ②上位者の指導の下に、情報戦略に関する予測・分析・評価ができる。
 ③上位者の指導の下に、提案活動に参加できる。

システムの設計・開発・運用に関し、担当業務に応じて次の知識・技術が要求される。

 ①情報技術全般に関する基本的な事項を理解し、担当業務に活用できる。
 ②上位者の指導の下に、システムの設計・開発・運用ができる。
 ③上位者の指導の下に、ソフトウェアを設計できる。
 ④上位者の方針を理解し、自らソフトウェアを開発できる。


もはや、求めすぎである。

(っていうか、システムとソフトウェアの概念の違いから説明してくれよ)

しかし、求められる技術が、いわゆるプログラマーとしてのスキルを想定した試験でないことはおわかりいただけたと思う。


少し長いけど、そういうことに違いないんです。

試験説明文の総括

対象者像、業務と役割、技術水準をそれぞれ確認してきましたが、直接的ではないものの、ほとんどの人がストラテジーという分野を実務から遠くにはおいておけない、という感じだと思いますがどうでしょうか。

随所に「戦略」「提案」「方針」というキーワードが散りばめられていることから、重要性に納得をせざるを得ないはず。

1つ安心して欲しいのは、今は「上位者の指導の下に」という文脈から、ストラテジーを作るのではないこと。

なので、着地としては、こんな感じでしょうか。
今は上位者の指示を聞いてたらいいけど、いつかはあなたも指示を出す側になるんだから、今のうちから学んでおけよ。

ってことですね。
ほら、ストラテジ系がいかに重要な分野か認識できたではないですか。


心構え②基本情報技術者では、ストラテジ系は暗記分野


先輩・上司が言ってることを理解する第一歩は用語の暗記だから

割り切ろう、基本情報技術者試験のストラテジ系は用語暗記だと。

そう考えると、気が楽になります。
なぜなら、100も200も1000もないから。

高校受験の英単語に比べたら余裕余裕。それに、知ってる単語どうしの組み合わせになってるものも多いので、読めばわかることもある。


そして、ビジネスや組織を見た話題ってだいたいストラテジ系の用語が絡んできます
部や課の会議ではよく使われるってことです。

会議中にこうならないためにも暗記しておくことがいいですね。

何言ってんだこの人たち〜

(結構わかりますよ)

資格だけ取ってるやつ、という声は無視推奨

暗記だけって言われると、安心する反面

資格取ってるだけのやつ

みたいな揶揄をいやがる人もいますよね。

暗記って地味な努力なので、それで結果が良かったとしても水をさされるかもしれないって思うだけでやる気がおむすびころりん。

すっとんとん。(謎)



ここから数行は、ただの応援です。

サラリーマンなんて、会社が求める価値を満たした人が評価されるシステムなんです。
会社が求めたから取った、それだけで十分です。

それが仕事に活きるかどうかまでは求められない!測れないし。

あと、どうせ勉強するんだったら、マイルストーンとして試験合格ってあったほうが自分の成長を実感しやすいんだから、ただ資格を取るだけでも十分です。


ということ(どういうこと?)で、基本情報技術者試験におけるストラテジー分野は、暗記でいいです。

補足 ストラテジ系攻略のための心強い味方(資格)

さて、ストラテジ系は暗記でのりこえよう!と結論を出しましたが、どうせなら今のうちから理解もしておきたい、という珍しい人向けの補足(おまけ)です。

一言でいえば、
まだまだ勉強できるドン

もとい。
ストラテジ系って、開発エンジニアだけに的を絞っている人にしたら異次元だと思います。運用エンジニアのほうがかすってる気がする。

要は、コンピューター関係あんの?っていう分野の知識が多いです。

それだからか、基本情報技術者試験の対策本の多くがボリュームをほとんど割いておらず、ちょこっとの情報しかないんです。

勉強きらいな人にしてみれば、参考書には出題範囲が網羅されていると思い込んでいるので、ストラテジー分野って楽勝やん!って勘違いした記憶があります。

ひょっとすると、勉強したけどストラテジ系の正答率が足りなくて不合格になった人、こういうパターンにハマってたりする?

参考書が頼りないなら、自分で補うしかありません。

ストラテジー分野では企業経営に関することも問われます。
例えば、会計とか法務とかマーケティングとか。

なので、ビジネス会計やビジネス実務法務のようなビジネス◯◯みたいな資格が割と役に立ちます。
私の体験談ですが、ビジネス会計3級を勉強(一応合格)しただけで、高度試験になっても会計に関する問題にビビることは無くなりました

他の資格も取得できるうえに、情報処理技術者試験にも生きる

・・・ゴクリ。

一石二鳥。
勉強意欲も周りに伝わって、評価も高くなるかもしれないから、一石三鳥!

ということで、苦手が転じてストラテジの分野に興味を持ってしまった人は、これらの資格にも挑戦してみるともっと楽しくなってきますよ。


まとめ

基本情報技術者試験やITパスポートに挑戦していると、ストラテジーという分野に苦しめられている人がいる!

それは、ストラテジ系は自分とは遠いものと思い込んでしまっていたことが要因だった・・・

試験の説明文を読み、随所に「戦略」「提案」「方針」などというキーワードが散りばめられており、これからのキャリア形成の上でストラテジがちゃんと自分にも関係があるものとだと認識できた。

しかも、まずは用語を覚えるだけでいいというコスパの良さに驚きを隠せないまま読み続けると、最後に

試験勉強に加えてもっと勉強しようね🤗

という内容におむすびころりん。

すっとんとん。
(またなんです)

しかし、やるべきことが具体的に見えたあなたは、いまから勉強に手を付けるのであった。


次回、春の情報処理技術者試験、城之内・・🍣。デュエルスタンバイ!


ということで、最後はすこしふざけましたが、基本情報技術者試験のストラテジー分野を攻略するための心構えを3つ解説しました。

この記事が少しでも自己学習の助けになったらとても幸いです。

これからも基本情報技術者試験に関することを投稿していきますのでよろしくおねがいします!

それでは。

このブログを書いてる人

インドア派。 ビールが好き、からあげが好き、麻婆豆腐が好き。 ふざけたテイストで勉強する人を応援したい!まじめな情報がほしいときは本を読めばいいしね! っていう、真面目な性格をしたサラリーマン。

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