基本情報技術者試験の合格を目指して勉強しているみなさん、こんにちは。
クラウドコンピューティングのなかのサービス提供形態、SaaS!PaaS!IaaS!
ァーッス!ァーッス!ァーッス!
覚える単語、減らしてください、お願いします。
クラウドコンピューティングやクラウドサービスという用語よりも、実は理解しておかないといけないァーッス!ァーッス!ァーッス!SaaS!Paas!IaaS!
アルファベットを3つか4つ並べた用語をたくさん覚えないといけない中で、この紛らわしさは犯罪級です。
細かいことはちゃんとしたもので学んでもらうとして、いつものごとく、”そういうものなのか”と、勉強を前に進めるためのお手伝いをします。
よろしくおねがいしまァーッス!
クラウドコンピューティングとは、所有せずにITサービスを使用すること
ァーッス!ァーッス!ァーッス!
アーッスのことが知りたい、その気持ちはわかります。
だけど、まずはその親分の概念であるクラウドについても知っておきましょう。
一言で済ませますので、許して。
クラウドコンピューティングとは、ITサービス(主にアプリケーション)を、モノを所有せずに、インターネットを使うことで利用できるテクノロジーのことです。
※モノ = いわゆるサーバー(データーベース、アプリケーション、ストレージなど)
最近だと主流なので確認するまでもないかもしれませんけど。
ちなみに、モノを所有する方は、オンプレミスと呼ばれています。
「オンプレ」という会話を聞いたことがあると思います。
ITサービスそのものを買い切るのではなく、ITサービスを使う権利を買うイメージです。
だから、価格帯系も月額いくら、みたいなサービスが多いです。
クラウドコンピューティングを使って、サービスを提供することをクラウドサービスと呼んでいます。
あー・・・一言じゃなかった。ごめん。
クラウドサービスのSaaS!PaaS!IaaS!のaaSは利用する権利だと覚える
さて、クラウドコンピューティングはばっちりOKになったと思いますので、本題のクラウドサービスのSaaS、PaaS、IaaSの3種類について説明を続けていきます。
今回は、この3つの説明ですが、亜種を含めたら分類はもっとあります。増えてます。
調べない方がいいです。
ということで、SaaS、PaaS、IaaSを見ていきましょう!
SaaS PaaS IaaSの共通部分 :aaS ァーッスは「サービスとして」利用する権利
まず、押さえておきたいところは、SaaS、PaaS、IaaSのそれぞれのaaS、そう、ァーッスの部分です。
もちろん、全部共通です。
aaSは「〜 as a Service」の略です。aが小文字なのは単語じゃないからなんですね。
一応、マイルールなので、英語の略語はGoogle翻訳にかけます。
サービスとして、SかPかIを提供しますよというところまで見えてきましたね。
ってことはですよ、SかPかIを覚えるだけです。
約分できました、よかったァーッス!
おまけ クラウドサービスの特徴
せっかくなので、用語を覚えるついでに特徴を頭の片隅に置いておきませんか?
もはや、世代によってはITについて触れはじめた時には、すでにクラウドが一般的になっているとすると、特徴がわかりづらいかもしれません。
特徴をおさえておくと、以下のような問題がでたときに対応できます。
基本情報技術者試験 平成29年秋 より
ちなにみ答えは、アです。
正解、わかりましたか?
クラウドサービスでコストを最適化
パッケージ販売されているモノを購入すると、どうしても「余分なところ」「いらないところ」がでてきます。
反対に、クラウドサービスの場合だと、使いたい機能、使いたい容量、使いたいパワー、それぞれユーザーが選んで契約することができます。
全てのサービスではありませんが、いわゆるお試し利用ができる場合があります。
クラウドサービスでITサービス導入時の負担を下げられる
パッケージを導入したり、開発環境を構築したり、ITサービスを導入しようとするとなかなか大変な作業になります。
文章にすると簡単そうですけどね・・・
クラウドサービスを使うと、SaaS、PaaS、IaaSの区分によって差はありますが、その大変な構築作業をショートカットすることができます。
例えば、データーベースサーバーとそれを稼働させる機械が用意されていたら、あとはアプリケーションを開発するだけでよくなるわけです。(PaaS)
では、そのSとPとIの違いを説明します。
SaaSのSはSoftware(ソフトウェア)のS!
SaaS(Software as a Service)で、サース、サーズと読み、S:Softwareを提供するサービス形態です。
さっきの今で復習っぽいですが、ソフトウェアを使用する権利がユーザーにあります。
そのため、ユーザーはソフトウェアのみを使うことができます。
ユーザーが設定できることは、ソフトウェア(アプリケーション)上の設定項目だけと、かなり限られていることが特徴的です。
それで、SaaSといえば、パッと思い浮かぶのは我らがGoogle様のソフトウェアですね。
G-mail、Googleカレンダー・・・、いつも使わせていただいております。
・・・便利です、お世話になっております。
そういう話ではありませんでした。
PaaSのPはPlatform(プラットフォーム)のP!
PaaS(Platform as a Service)で、パース、パーズと読み、P:Platformを提供するサービス形態です。
プラットフォームを利用する権利がユーザーにあr・・・
「まずは、Platformから説明してもらおうか?」
話の途中ですが、そういう声が聞こえてきました。
「土台だー!」
すみません、ちゃんと説明します。
ITサービスのほとんどは、ソフトウェア≒アプリケーションという形になって、ユーザーが使えるようになります。
ここまではいいね?
プラットフォームは、そのソフトウェアを稼働させるための土台のことです。
もちろん、開発する時には必要になります。
いわゆる、OSやデータベース、Webサービスプログラムといったミドルウェアと呼ばれるものがソフトウェアには必要なのです。
この説明文を書いていて、どこかで聞いたことあるな、と思ったのが家庭用ゲーム機でした。
ゲーム機:プラットフォームがあって、その上で動くゲームソフト:ソフトウェアが開発されますし、遊ぶのもそのゲーム機が必要ですよね。
こんなところで、話を元に戻そう。
(SaaSのところと同じ流れにしたくてしたくてぷるぷる)
改めて。
PaaSは、プラットフォームを使用する権利がユーザーにあります。
ユーザーはこのプラットフォームを使って、ソフトウェアを開発し、稼働させることが多いです。
そのため、プラットフォームに含まれる部分であればユーザーで設定ができます。
※ベンダーや契約内容によって”プラットフォーム”の範囲が変わります。
SaaSに比べると、知識を持った人しか使わないので業界の人以外には知名度が低いから、知らなかったとしても仕方ないですよ、今覚えてくれたらOK!
PaaSといって思い浮かぶのは、ウルトラ有名なブログ運営支援サービスのWordpress!をインストールするために借りるサーバーです。
よく読むんだ、Wordpressではない、そのWordpressをインストールするために借りるレンタルサーバーのことですよ。
ちなみに、このブログはBloggerです。
PaaSを契約してソフトウェアを開発し、SaaSでそのソフトウェアを提供する、みたいなモデルもありますね。
IaaSのIはInfrastructure(インフラストラクチャ)のI!
IaaS(Infrastructure as a Service)で、アイアース、イーアスと読み、I:Infrastructureを提供するサービス形態です。
知ってる。
先にInfrastructureを説明したらええんやろ?
物分かりはいい方なんです、ぜひほめてください。
これ以上ない、わかりやすさで説明するから瞬きしないで読み切って欲しい。
プラットフォームを乗せるための器。
ごめん、言い換える。
「土壌だー!」
言い換えない方がよかった。
ということで、インフラストラクチャは、プラットフォームが動くために必要なハードウェアやネットワークと一部OS(制限事項)だと思えばいいです。
サーバーを買ったり、ホスティングしたりすることに比べると、CPUとかメモリ、ネットワークのパワーを必要なときに必要な分だけ使用できる、という素晴らしいサービスです。
きっとピンときてないだろう、ということでもうひとがんばりしてみる。
IaaSとサーバー購入の違い(インフラストラクチャを例えようとして頑張る)
※この例えは正確性とか現実味という概念が生まれなかった世界線で書いています。
<前提>
インフラストラクチャを、家だとする。
プラットフォームを、水道・ガス・電気だとする。
(話に関係ないけど)ソフトウェアを、電子レンジ・ガスコンロとする。
プラットフォームは、リビング1つにつき1セットあるものとする。
家がないとプラットフォームの施設工事ができない。
<例え話>
「サーバーを購入した」に該当する例え
3LDKの家を建てて、プラットフォームの施設工事をする。
1人で住もうが10人で住もうが広さは変わらない。
増えるほど窮屈になる。
「IaaSを契約した」に該当する例え
3LDKの家を建てて、プラットフォームの施設工事をする。
2人で住み始めた10年前は3LDK
5人に増えた5年前は6LLDK
3人に減った2年前は3LDK
<無理矢理に例えてまで言いたかったこと>
CPUのパワーやネットワークの強さを部屋の数として見て欲しいのです。
住人の人数に応じて部屋数を変えるなんていうのは簡単にはできません。
普通に購入したケースがこれに該当します。
住人の人数に応じて部屋数を柔軟に変えられる、これがIaaSのようなものです。
く、苦しい・・・スケールのコストメリット。
もうだめだ、話を元に戻そう。
(SaaSのところと同じ流れにしたくてしたくてぷるぷる)
改めて、
IaaSは、インフラストラクチャを使用する権利がユーザーにあります。
このインフラストラクチャに、プラットフォームを構築して、その上でソフトウェアを稼働させるわけです。
ほぼ、ユーザーの自由になります。
その分、SaaS < PaaS < IaaS の順に、求められる知識やスキルが大きく深くなっていきます。
IaaSといって思い浮かぶのは、AWS(Amazon Web Service)やGoogle Compute Engineの一部サービスがありますね。
まとめ
クラウドサービスのサービス提供形態のSaaSとPaaSとIaaSについて解説しました。
aaS!ァーッス!の部分が共通で、「サービスとして」利用する権利を意味していて、SとPとIでそれぞれのサービス形態を分けています。
それぞれは、以下の感じでした。
自由度と要求スキルは下にいくほど大きくなりますが、お手軽さはその反対になります。
S:Software:ソフトウェアが利用できる
P:Platform:プラットフォームが利用できる
I:Infrastructure:インフラストラクチャが利用できる
それぞれ説明をしたのですが、インフラストラクチャだけは、わかってもらおうとして、最終的にはぐちゃぐちゃになっただけでしたね・・・ごめんなさい。
クラウドサービスは、その中のサービス提供形態によって特徴が変わってきますので、問題にもしやすいところです。
なんとなくでも違いを覚えておいて、正答率アップにつなげちゃってください。
最後までお読みいただきありがとうございまァーッス!
これからも用語解説をしていきますので、スキマ時間に覗きにきてくださいね!
それでは。
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