みなさん勉強してますか?
基本情報技術者試験と情報セキュリティマネジメント試験がCBT方式に変更されましたが、改めてCBT方式になったことでどう変わったのかをまとめました。
(2021年12月度の情報セキュリティマネジメント試験を受験してきました!)
受験の雰囲気も追記しましたので、よかったら参考にしてみてください。
この記事を読んだ人が、情報処理技術者試験を取得していこう!って思ってもらえたら嬉しいです。
結論:CBT方式化は受験者にとってメリットはあるのか
まずはCBT方式に移行したことについて、結論から・・・特に、これまで挑戦してきて、惜しくも合格ができなかったっていう受験者にとっては追い風がビュゥビュゥ吹いてます。
この時点で、
「おまえの話はもういい、今すぐ試験詳細を確認したい!」って思った人向けにリンクです。
基本情報技術者試験
試験申込:http://pf.prometric-jp.com/testlist/fe/index.html (プロメトリック)
情報セキュリティマネジメント試験
試験申込:http://pf.prometric-jp.com/testlist/sg/index.html (プロメトリック)
それでは私が感じたメリットを書いていきます。
CBT方式のメリット
これまでは、4月と10月の第3日曜日が試験日でした。
しかし!
日曜日といえども、ITエンジニアは休みとは限りません。
休みじゃないにしても、「参加しているプロジェクトがめっちゃ忙しくて、試験対策なんてしてる場合じゃない!」、「申し込んで準備もばっちりだけど、試験前日にシステムトラブルが発生して、徹夜で対応したので試験会場に行くのを諦めた」、「申し込んでいたのに、前日の夜勤シフトに入れられてしまった!行く気がなくなった!」
これぐらいの言い訳、造作もありません。
そんな人への救済といってもいい、試験日が選択できること。
試験会場の都合もあるので、全部自由っていうわけではないですが、受験者が試験日を選べるので、業務都合に合わせられます。
さらに、申し込んでから前日までなら試験日を変更できる!
もはやボスの指令、これが強い。
さすがに、年中無休で忙しいってことはないでしょうから、自分にあった学習計画が立てられます。
しかし、情報処理技術者試験って、会社から取得するように言われることが多いので、これまで、業務都合を不合格の言い訳にしていた人にとっては都合が悪いですけどね。
メリット②試験時間を選べる
今までは、9:30から午前区分の試験が始まりました。
少し早く入室する必要があるので、だいたい9:00として、試験会場への移動時間を考えれば、出勤日と同じぐらい朝早く起きないといけませんでした。
日曜日の朝は寝たいやん!!??
これだけで受験するのが嫌になります。
試験会場が自宅から遠かったら、行かないという選択肢まであります。
それが、受験日を決める時と同じで、受験時間まで決められる。
そして、午後からでも受けられる!
あぁ、すてきすぎる。
私にとっては、日より時間のほうがありがたいですね。
メリット③午前区分と午後区分を別の日に分けられる
引き続き、受験日関連ですが、CBT方式に変わってからは、午前試験と午後試験の受験日を分けることができます。
それぞれの試験日の間隔は最大50日以上はあるっぽです。
控えめに言ってもチート級のメリットだと思います。
強欲な壺を3枚まで詰めるレベルです。
この、午前と午後の試験を分けられるメリットはこんな感じ。
- 1日あたりの試験時間が短くなるので、肉体的負担が小さい
- 肉体的負担が小さいから、少し疲れてそうな時期でも安心
- 直前の詰め込みを特化できる
直前の詰め込みを特化できる・・・
直前の詰め込みを特化できる・・・!
直前の詰め込みを特化できる・・・!!
直前の詰め込みを特化できる!!!
こんなの、もはやビーターですよ、ビーター。
従来なら、そのブースターは午前区分にしか使えませんでしたが、それを午後区分にも使える、なんて素晴らしい。
(お昼休みはご飯を食べてのんびりしてしまうのは共通)
特に、基本情報技術者は、午前と午後の性質がかなり違うので、このブースターはありがたすぎますよ。
とりあえず合格、が目標なら片方ずつ対策すれば合格率は10%以上はあがると見ています!
メリット④実質、他の試験区分と併願が可能
受験日を自由にできるということは、4月と10月に実施される情報処理技術者試験の他区分も受験できます。
プログラマーや開発系のエンジニアではなく、運用や企画をする人たちにとっては、基本情報技術者試験よりも応用情報技術者試験の方が肌に合う場合があります。
そういう人も今までは基本情報技術者を経由することが多かったですが、スキップできるならしちゃいたいし、スキップできるだけ勉強したなら基本情報も合格できそうだし・・・
なんにしてもメリットです。
応用情報技術者試験に挑戦する場合に、腕試し的に基本情報技術者試験を受るというのもアリですね。
これは余談レベルですが、新入社員や転職のために情報処理技術者試験を取得おきたいっていう人には半年で最大で4つの合格を狙うことができます。
- ITパスポート
- 情報セキュリティマネジメント試験
- 基本情報技術者試験
- 応用情報技術者試験(他、その他高度区分)
ま、これをうちの後輩たちにやられると優秀すぎてちょっと困っちゃうかな・・・
今までも、試験後は自己採点をしてある程度の得点は把握してましたが、ちゃんとした結果っていうのがいいですね。
その場で(ある程度の)合否がわかることも、嬉しいサービスです。
それを確かめるために、2021年12月の情報セキュリティマネジメントを受験してきました!
結論を言えば、限りなく不可能です。
根拠ですがこんな感じです。
- 試験で使用するPCは試験専用のPCで、試験開始直前に問題・解答をダウンロードしている(っぽい)
- 席同士の間に仕切りがある(一蘭の味集中カウンターみたいな感じ)
- 仮に満席だったとしても、隣の席の人が同じ試験とは限らない ※プロメトリックのHPを参照
- 普段の試験会場では見かけない監視カメラで監督されている(っぽい)
- 適度に人が入れ替わるので、スマホみたいなものを使っていると明らかに挙動不審で目立つ
- 私が行った会場はそこそこ狭かった
カンニングに特化したスキルを持った人がいればなんとかしてしまうと思いますが、それはもう別次元の話なので割愛します。
というか、そもそも!情報処理技術者試験においては、カンニングは意味がないんです。
基本情報技術者試験の合格率は多く見て30%、情報セキュリティマネジメント試験の合格率は50%程度。
半分以上が不合格水準の人が受験しているはずなので、隣の受験者を信じるほうが間違えています。
カンニングのテクニックの練習をしている時間があれば、過去問を1つでも多く解いた方が正答率が上がりますよ!!
疑問②どんな感じで解答するのか
従来のペーパー試験とは違い、問題用紙は配布されません。
1問1問 設問と解答がが切り替わります。
つまり、仮に隣の人が同じ試験を受験して且つ、見えたとしても、同じ設問を解いているとは限らないし、他の解答済みの問題を見ることもできません。
−なんか隣の席の人のカンニングすることばっかり考えてるみたいやけど、そんなことないです。
これは主観ですが、ペーパー試験のときほど、他の受験者からオーラを感じませんでした。
今もそうですが、試験会場を見回すと、
絶対、俺より賢いやん
っていう人ばっかりに見える、顔が。
顔が
それが、CBT方式だと、PCが並んでいるところに人が座っているので、会社と同じ感覚になれたのかもしれません。
疑問③受験に使うPC
これは受験会場によっても異なると思うので、あくまでも参考程度にしてほしい情報ですが、私が受験した試験会場のPCだと、ちょっと画面の切り替えがもたつく感じでした。
もうちょっとスペック、頑張ってほしい・・・キビキビ動かないかもしれないと思っていたほうがいいですね。
特に、午後区分の場合は、設問の文章が長いので、設問文と解答を往復するのが大変でした。
そういえばマウスもぎこちなかった。
正直、イライラしました。
日頃、いいPCを使っている人は意識しておいた方がいいです。
まとめ
CBT方式に移行したことが受験者にとってはメリットだらけ、という内容を書きました。
- 受験日を選べる
- 受験時間を選べる
- 午前区分・午後区分を別の日に分けられる
- 他の試験区分と併願が可能
しっかりとメリットを享受して、合格を目指してほしいです。
あとは、カンニングは難しいことと、受験に使うPCのスペックには気をつけろ!という内容でした。
IT業界にサラリーマンとして入った以上は、情報処理技術者試験には合格してもらいと思っています。
受験方法が変わっても難易度や合格率はそれほど変わらないとは思います。
つまり、CBT方式への移行をメリットにできた人はきっと合格率が上がるはずです!
変化を受け入れていくのもIT業界人としては求められることですから、この変化を楽しめたらいいですね。
試験に関することはこれからもがんばって発信していこうと思いますので、これからもよろしくおねがいします!
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