こんにちは。
応用情報技術者試験にも合格した。次は高度系か・・・
そんな情報処理技術者試験のいわゆる高度系を受験される方で、
システムアーキテクト
プロジェクトマネージャ
ITサービスマネージャ
ITストラテジスト
「午後Ⅱの論文試験」
企画・運用をしていたり、ユーザー系企業の情シスの人に多いでしょうか。
(システム監査ってこの段階だと視野にありませんよね!?)
これからこの試験に挑戦する人に「ブログを連載すると午後Ⅱの論文試験が楽になるぞ!」っていうことを解説していきます。
ちょっとでもあなたの情報処理技術者試験の勉強が楽しいものになればと思っていますので最後まで読んでいってもらえたら嬉しいです。
ちなみに、私も論文試験に挑戦し始めた頃から1回も過去問をやったことはありませんがブログを始めたらITサービスマネージャ試験に合格できました。
少しは参考になるかもしれませんよ?
※忙しい方は、「ブログを書くことは午後Ⅱ論文試験のトレーニングになる」までスキップしちゃってください。
午後Ⅱの論文試験の対策はそもそも始める前にハードルがある
試験勉強が嫌いな人。
そういう人たくさんいます。
よっぽどの資格コレクターでもない限り、実務に必要でもない資格試験に対してストイックに取り組める人はかなりまれです。
なので安心してください。
今、あなたにやるきがないのも普通です。
私だって同じです!
該当試験区分の勉強をしないといけない
基本→応用と合格してもなお、まだまだ次のレベルを要求してくる情報処理技術者試験・・・
「応用」情報技術者試験とかちょっと過ごそうな名前の試験に合格してもまだ基本の勉強が続きます。
「なんと!基本情報技術者試験と応用情報技術者試験はこれら高度試験区分の前提知識に過ぎなかった!」
とかなんとか天の声が聞こえてきそうな感じです。
つまり、午後Ⅱの論文試験の対策ばっかりしているわけにはいかないんですよ。
この基本知識を追加する勉強をしておかないと論文試験の対策まで進まないんですよね・・・
でも、午後試験への挑戦権を得るためにはこの勉強だけは避けられないので渋々やります。
この勉強は意外とできます。
なぜなら、これまでに基本+応用と合格してきているので内容もちんぷんかんぷんにもならずに、知識が増える楽しみも味わえるからです。
午後Ⅱの過去問をやろうとすると2時間以上かかる
試験勉強が嫌いな人に、
「過去問を2時間かけて解きなさい、家で」
と言ったところでできるわけないでしょうよ・・・と思うわけです。
家で2時間ぶっとおしで集中できる人って本当に頭の構造が違うと思います。
(ほめてます)
さらにさらに、2時間確保したとして、そこから過去問を解き初めます。
さすがにわかると思うんですよ、数分も経てばその問題と戦えるかどうかぐらいは
「あ、これ私には解けないやつや・・・」
って。
毎回ブロリーが伝説の超サイヤ人になったときのベジータみたいに、戦意喪失したリアクションになるんですよ。
午後Ⅱの過去問を解いても評価してくれる人がいない
基本情報技術者や応用情報技術者試験のようにそこそこ保有者がいる資格とは違って、高度系の資格は保有者があまりいません。
まして、自分が挑戦してる試験区分の資格保有者となるとさらに限られてきます。
「ちょっと過去問といてみたんですけど、レビューお願いできますか?」
「あ、いやちょっと、私はその、他の人にお願いして」
となるものです。
こうゆう場合は外部の人にお願いするのが一般的だと思いますが、
「お金を払ってまで・・・」
という気分ですよね。
そもそもちゃんとやってないので、その領域にまだ達していないとも言えますし。
未経験者はシナリオライターになるところから
これら午後Ⅱ試験が論文の試験区分の問題文にはこう書かれています。
「あなたの経験と考えに基づいて、設問ア〜ウに従って論述せよ。」
「ないんだよな〜、その経験」
何回受験しても、毎回その一文にツッコミを入れてしまって30秒くらい無駄にしてしまってます、ばかです。
どんな場合においても「経験に基づいた風」にしなければいけないという大きなハードルがあります。
これがかなり大変な作業になります。
経験してないことをさも経験した風に書くってことはかなり難しいですよね。
詳細なことは知らないし、体験してないから辛さも喜びもわからない・・・
結局いろいろなシナリオを妄想するんですけど、薄っぺらいからなかなか頭に残らないのが辛いです。
ブログを書くことは午後Ⅱ論文試験のトレーニングになる
さて、さんざん午後Ⅱの論文試験の対策が大変でやる気の起きない作業かということがおわかりいただけたと思います。
って思った人はきっと選ばれし人なんだと思います!
自信と誇りを持って、従来どおりの努力をしてください。
ここからは本題の、ブログを連載することが午後Ⅱの論文試験のトレーニングになることについて解説していきます。
ブログと午後Ⅱの論文、似ているポイントを探れば納得していただけるんじゃないかと思ってます!
ブログを書く流れと午後Ⅱの論文を書く流れは似ている
私がブログを書くときは、ざっくり次のような流れで書きます。
- ネタ探しつつ全体の構想を練る
- タイトルを決める
- 2〜3の段落に分ける(見出し)
- 段落をさらに2〜3の小さい段落(小見出し)に分ける
そこから本文を埋めていきます。
それで大体2,000〜3,000文字くらいにおさまるようにします。
ちなみに、段落を分けるのは、タイトルを決めたのにそこから脱線したり話題がウロウロしないためにやってます。
もう気づいちゃった人がいると思いますけど、これは論文試験も同じですよね。
- ネタと構想 = 問題文
- タイトル = 問題文
- 見出し = 設問ア〜ウ
- 小見出し = 設問ア〜ウ
そこから本文を書き始めます。
このように作業を進める流れが似ているんですよね。
作業のフローが似てるということは段取りをつけるトレーニングになります。
例えば、何回もブログを書いてると小見出し1つあたりの文字数が想像力がついてきますので、どれぐらい小見出しを用意するか、とかを考える時間が短くなります。
さらに言えば、ネタと構想は問題文として与えられているのである意味ブログを書くより楽・・・とは言えないか。
問題文の意味がわからないから。
しかし、全体の構想を練る時間の短縮と質の向上は、本文を書き始めたあとの負担が小さくなります。
午後Ⅱの論文試験の規定文字数にひるまなくなる
私は初めて論文ありの高度区分を受験したとき、約2,000文字書かないといけないというボリュームにひるみました。
戦闘力1,000以上のラディッツが地球を襲来したときの絶望感です。
悟空とピッコロ2人でもかないませんでしたからね。
それがですよ、日常的に2,000文字以上の文字を書き出すようになるとさすがに慣れます。
その慣れっていうのが地味にメンタルに効いてきて、
っていう気持ちを作ってくれます。
2,000文字って「スマホで適当に読んだら1分程度で終わるぐらいのボリューム!」
実際これくらいですからね。
ブログも午後Ⅱの論文試験も文章を書くという意味では同じ
ブログも午後Ⅱの論文試験も文章を書く作業です。
これはいわずもがなですよね。
最近でこそテキストチャットが増えてきましたが、対面での対話や電話などがコミュニケーションの中心だと文章を書きません。
文章を書かない → 面倒 → 文章を書かない → 面倒 のループです。
つまり、ふつうに日常生活を過ごしていると文章を書く力はつきません!
だから、高度試験の直前になってから過去問対策として文章をたくさん書いて練習する必要があるんです。
逆に言えば、日頃から文章を書いていれば、文章を書く練習は必要ない(極論)ということです。
毎日のブログ投稿が自然とトレーニングになります。
このトレーニングさえ出来ていれば、あとは解答テクニックを覚えるだけなので過去問を2時間掛けてやらなくても大丈夫なんじゃないかと・・・思っています。
ブログを午後Ⅱの論文試験のトレーニングすることの弱点
ブログをトレーニングがわりにすることにも弱点があります。
それは、ブログと午後Ⅱの論文では文章の硬さが違うことです。
ブログと午後Ⅱの論文試験は読む人が違います。
また、読まれる目的も違います。
午後Ⅱの論文試験では、ある程度専門用語を使うし、漢字も多めにしたほうがそれっぽい文になります。
これは日頃私が書いてるブログとはちょっと違うんですよね。
ブログだとひらがなは多いし、専門用語は避けるし、と同じ文章でも反対なんですよね。
午後Ⅱの論文試験中はそこに注意しないといけません。
日頃から論文調のブログを投稿されるならこの弱点は消えますね!
まとめ
いかがだったでしょうか。
ブログを書くことは高度区分の午後Ⅱの論文試験のトレーニングになりそうでしょ?
勉強はきらいだけど、情報発信ならやってもいいっていうタイプの人にはピッタリの習慣だと思います。
休日とか仕事から帰ってきてから2時間も原稿用紙に向かってられませんよね・・・
なので、試験対策として午後Ⅱの論文試験に向き合うのではなく、ただ単純に文章を書く力をつけて論文試験も大丈夫という状態が理想だと思います。
どっちがしんどいかと言われたら毎日ブログを投稿するかもしれませんけどねw
あと、最後の最後に最大の問題を書いておきます。
そもそも、ブログをやる理由が見つけられない可能性が高いこと。
以上です!
最後まで読んでいただきありがとうございます!
それでは。
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