「なんとなく」IT業界に就職(転職)してしまった未経験・非理系みなさん、こんにちは。
鶏あえず研修のいたです。
会社から、情報処理技術者試験を取得するように言われて、困っていると思います。
すでに、基本情報技術者試験を受験されたことがある人なら、その難しさに怒りすら覚えてるんじゃないでしょうか。
「こんなわけわからん資格を、持ってて当然みたいな顔して取得しろって言うてくる」
その気持ちむっちゃわかるんですけど、なんだかんだ十何年もIT業界にいると、
資格は取っとけば我が身を助ける
という感覚になりました。
一人の社会人として、IT業界で仕事を続けるには「そんなわけわからん資格」も役に立つ時があるっていうことです。
上記とは別の切り口ですが、資格を取ったほうがいい理由を書いた記事もありますのであわせてどうぞ。
今回の記事は、これから情報処理技術者試験を取得していこうと考えている本人、部下や後輩に取得させたいと思っている上司・先輩が、ITパスポートからやってみるか(やらせてみるか)と考え方の1つとして持っていただくための内容です。
自称、ITパスポートアンバサダーのいたさんからのご提案です。
きっと、ITパスポートを取りたくなる・取らせたくなるはずです!
未経験・非理系の人が情報処理技術者試験(主に基本情報技術者)に感じる壁
情報処理技術者向けの区分で一番レベルが低いのが基本情報技術者。ただそれだけ。
試験区分一覧より
情報処理技術者試験を取得=「情報処理技術者」の枠のなかを取得すること。
下から順番に取得するように言われる
そう、基本情報技術者試験が最初の壁にたちはだかるんです。
新入社員でやる気満々
参考書を買って勉強を始めるぞー!
二進数と論理演算のところで心が挫かれる・・・・
ITパスポートの対象者は「すべての社会人」なんだから、技術者だってとっていい
対象者が「ITを利活用する者」というだけで、なんとなく「(この会社に勤める人には)関係のない資格」みたいな扱いをされていて、ITベンダーに在籍している人は積極的に取得している人は多くいません。
そういう風潮を受けて、さらに拡大解釈をして取っても意味がない資格だと思ってしまう人が後を絶たないんですよね。
たしかに、「取っても意味がない」なんて思うと、受験料も、参考書代も、そして試験対策のための勉強時間すべてがもったいなく感じてしまうものです。
しかし、しかーし。
ITパスポート試験の出題範囲は基本情報技術者試験の出題範囲と重なる部分がそこそこあります。
特に、マネジメントやストラテジーに関しては、ITパスポートで学習したことは無駄になりません。
だから、ITパスポートを取得するために勉強することが、基本情報技術者試験の勉強を同時に進めている、つまり基本情報技術者の合格への道も進むことになる!といっても過言ではないです。
情報処理技術者試験の取得はITパスポートから始める。鶏あえず、資格保有者になることが、気持ちに変化を生む
せやかて、情報処理技術者の端くれになったわけやし、そっち側の区分の試験を取らんとあかんのちゃうんか、工藤。(誰やねん)
その考え方が一般的、普通でした。
そのおかげで、もともと勉強をする習慣のない人たちは、繰り返し繰り返し「不合格」という結果を受け続けることになるわけです。
ちなみに、20回以上挑戦しても合格していない人を知っています。
すでにモチベーションはZero?Empty?・・・Null?
無謀にも基本情報技術者試験だけに挑み続けているので、在籍年数が10年を超えても資格保有数0という結果を生んでいます。
資格を持てばいい、という考えを重々理解した上で、本記事の趣旨、鶏あえず1つ資格を取りましょうと繋げます。
そう、ITパスポートから。
0(ゼロ)からじゃなくて1からですよ、いいじゃないですか!
ITパスポートに合格すると「合格できる」ことを体験できる
資格を取ったことがない人って、資格試験という存在がとんでもない高い山に見えていると思います。
ましてや、独学でどうにかしてやろうという風に考えられないかもしれません。
過去の成功体験があればセルフエンジンが駆動する(工藤する)、みたいな表現ができますが、学生時代までに、努力して結果を出せた人なんてそんなに多くはいないですからね。
資格も合格できるものっていうことを知らなければ、努力すらする気が起きません。
そこでITパスポートっていうのは、
ちゃんとやったら合格できる!
を体験するのにうってつけです。
出題範囲・出題型式がちょうど良くできてます。
決して簡単というわけではありません、そこは誤解のないようにお願いしますね。
まずは、資格試験に合格できたという事実、実績を残すことが何より大切だと考えています。
ITパスポートに合格すると「次の目標」が自動的にセットされる
本当に取得したいのは情報処理技術者のなかにある基本、応用、高度・・・
不思議なもので、1回合格を手にすると、次の合格が欲しくなります。
今までは獲〜れ獲れピ〜チピチ基本情報技術者も、ITパスポートに合格すると、「おーし、次はがんばっちゃおうっかな!」自分から合格したいと思い始めるわけです。
これは、シンプルにITパスポートの次のレベルがわかりやすいっていうのもありますが、ほぼ自動で次の目標が設定できます。
あくまでも私が見える限りですが、ITパスポートに合格する前後で、後輩さんたちの基本情報技術者試験の勉強時間は増えました。
万が一、不合格だったとしてもリベンジ(リテイク)がすぐにできる
ITパスポート試験だけじゃないですが、CBT試験の醍醐味は、試験終了直後に結果がわかることです!
受験中の興奮状態のまま試験結果がわかるのは、個人的に大好きなところです。
「おわったー!」
(・・・数秒後・・・)
「うかったー!」
ほんと、こんな感じです。
当然、不合格だった場合のダメージもすぐにくらってしまいます。
「ふごうかくなのだー」
しかし。
しかし。
しかーし。
ITパスポートは再受験ポリシー(リテイクポリシー)がありません!
すなわち、
すぐに再挑戦可能!
受け放題!(有料)
なんの煽りやねん。
もちろん、受験しまくってほしいわけではありませんよ!
思い返してみてください。
資格試験に不合格した直後のモチベーションの高さを・・・
そこから徐々に発散していって、肝心な試験前になるとそのモチベーションがカケラも残ってない現象。
名前ないんかなこれ。
つまり、不合格になって、すぐに受験できたら、悔しさをそのまま学習意欲に転化できます。
不合格だったら、すぐに次回の受験を決めればいいだけです。(お金はいる)
他の情報処理技術者試験のように半年も待たなくていいのですから、連続で受験して鶏あえず取得しちゃいましょう。
ITパスポートに合格、よろこびの声、次々と?
上記の通り、未経験・非理系で、基本情報技術者試験に数年間挑戦し続けているメンバーにITパスポート取得を推奨(煽り)しつづけまして、実際に受験をしてもらいました!
そして、合格しました!
それも一人ではなく、二人・・・三人・・・・
初めての資格ゲット!
「私もやれば合格できるんだ!!」キラキラ🌟
想像どおり、みんなこんな感じでした。
すごくキラキラした表情でした。眩しい!
やっぱり「合格」という体験はいい影響を与えますね。
それに、勉強をがんばったということも聞きました。
インタビューすると、
プレッシャーもあったみたいですが、「なんとかなりそう」な感覚がやる気を維持できた理
とのことです!
早速、基本情報技術者試験の勉強に着手する様子でした。
まとめ
いかがでしょうか。
ITパスポートという資格、ITベンダーに入社した人にも取る価値があるとは思いませんか?
今回は、未経験・非理系の方がITベンダーに入社してしまった人に向けて、おすすめの資格取得計画について書きました。
ITベンダーの場合、資格取得の階段の入口が基本情報技術者試験になる場合が多く、それが高い壁になってしまっているという考えを持っています。
だから、ITパスポート。
全ての社会人が対象なんだから、ITベンダーの社員だって含まれる!
という理屈です。
そして、ITパスポートを取得するメリットも説明しました。
- 合格を体験できる
- 次の目標が自動設定される
- 不合格でもリテイクし放題
ITパスポートを取りたくなりましたか?
ITパスポートを取らせたくなりました?
1ミリでも、「ひょっとしたらそうかもしれへんな」と思ってもらえたらとても嬉しいです!
引き続き、自称ITパスポートアンバサダーを継続していきたいと思います!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
それでは。
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